ピルクルのカロリーについて調べてみた|普通に飲むとカロリーオーバー?適量なら健康?ヤクルトとの違いは?

コラム

ピルクルは、1993年に日清ヨーク株式会社より発売されました。今では、どこのコンビニやスーパーに行っても売っていて、愛飲されている方も多いと思います。発売時のキャッチは「ゴクゴク飲める乳酸菌飲料」。何となく健康には良さそうですが、実際の所はどうなのでしょうか?

こんにちは。石井月海です。

今回は、ピルクルの気になるカロリーや成分について調査してみました

ピルクルといえば、甘くて美味しく、値段も手頃、さらに、パッケージには乳酸菌も150億個も含まれているなんて書かれていて、健康にも良さそうに思えます。とはいえ、気になるのはカロリー。あんなに甘くて、飲み過ぎたらカロリーオーバーになってしまわないか不安ですよね。

しかし、実はピルクルは、適切な量を守ってちゃんと飲めば、カロリーも程々に、腸の健康にも効果を発揮する優れものなんです。当記事では、美味しく健康になるピルクルの飲み方をご紹介していきます!

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ピルクルのカロリーと糖質はどれくらい?

ピルクルのカロリーはご飯やハンバーガー以上だった!

ピルクルは、一日の推奨摂取量65ml当たりで44kcalです。これは、500mlに換算すると、約338kcalになります。コンビニで良く売られているのは500mlですが、もし一本をがぶ飲みしてしまうと、結構なカロリー量ですね。ちなみに、マクドナルドのハンバーガーが260kcalチーズバーガーが310kcalですので、それらより多い摂取量ということになります。

さらに、炭水化物は9.8g500mlだと約75gです。炭水化物は糖質+食物繊維ですが、ピルクルは大部分が糖質かと思われます。マクドナルドのハンバーガーが30.2gなので、だいたい2.5個分になります。ご飯は茶碗一杯150gとして糖質55.2gですので、こちらも、ピルクル500mlの方が多いですね。

これらから、ダイエットを目指すのであれば、ピルクル500mlをまとめて飲むのは避けたほうが良さそうです。

「ピルクルLight」はピルクル飲みたい、けど太りたくない、わがままなあなたの救世主!

「ピルクルのおいしさそのままカロリー30%オフ」のキャッチで発売されている「ピルクルLight」。一本65ml当たりで29kcal炭水化物が6.4g500ml当たりでいうと、223kcal炭水化物が49.2gになります。こちらの商品は、人工甘味料を使い、カロリーを抑えて作られていて、しかも、脂肪分もゼロというのが嬉しいですね。味は変わらず、乳酸菌も同じく含まれているので、従来のピルクルよりカロリーを気にせずに飲むことができるようです。

カロリーオーバーが心配だけど、ピルクルが飲みたい!乳酸菌が取りたい!という方は、こちらを試してみてはいかがでしょうか?

ピルクルの栄養成分は?ピルクルの一番良い所は何?

最重要はやっぱりガゼイ菌!

ピルクルの各種栄養成分を、オフィシャルサイトより抜粋。

栄養成分表【65mlあたり】

  • 熱量 44kcal
  • たんぱく質 0.8g
  • 脂質 0.1g
  • 炭水化物 9.8g
  • ナトリウム 5~20mg
  • カルシウム 28mg

何より注目なのはこちら、製品パッケージの「ピルクル」の隣にデカデカと書かれている「150億個の生きた乳酸菌(65mlあたり) カゼイ菌 (NY1301株)」の表記です。ピルクルの一番のメリットは、美味しく良質な乳酸菌が取れてしまうということではないでしょうか?実は乳酸菌の中でも、当製品に含まれているカゼイ菌は特に優れものなんです。

引用:ピルクル (500ml) | 日清食品グループ

胃酸に負けない強い子!日清ヨークが生み出したガゼイ菌のチカラ、凄すぎます!

カゼイ菌は、30種以上あるラクトバチルス属という乳酸菌の一種です。カゼイ菌の特徴は、酸に強いこと。胃酸などに負けずに、生きたまま腸までたどり着いてくれるんです。そのため、より高い快腸効果が期待できます。
ちなみに、ピルクルに含まれているのは、カゼイ菌 (NY1301株)ですが。「NY」とは「Nissin York」、つまり販売元の「日清ヨーク」の略です。

このカゼイ菌には、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす作用の他、感染症に強くなるアレルギー耐性がアップするなどの免疫力の向上効果も見込めます。結果として、花粉症の症状が和らいだりする効果も立証されているようです。また、トクホの認可も受けているので、国から有効性も認められています。

ピルクルは、甘くて美味しいだけじゃない、隠れた力の持ち主なのです。

他のジュースと比べて、ピルクルはどうなの?ヤクルトとの違いは?

ピルクルはやっぱり高カロリー!

他のドリンクのカロリーはどんなものでしょうか?代表的なものを下記で紹介します。

【500mlあたり】

  • 飲むヨーグルト 325kcal
  • 果汁100%オレンジジュース 230kcal
  • コカ・コーラ 225kcal

ピルクルの338kcalが一番多いという結果になりました。高カロリーなのは否めないようです。やはり、適切な量を考えて飲むことが必要になってくるようです。

ピルクルとヤクルトに違いは、ほとんどなし!

ピルクルとヤクルト、味も見た目も似ています。ではその違いは何でしょうか?

この両製品は別会社で作られています。しかし、日清ヨークがピルクルを作る際、「ヤクルトをガブガブ飲んでみたい」というテーマがあったそうです。つまり、元々、ピルクルはヤクルトへの良い意味でのリスペクトから生まれたものだったのですね。似ているのもうなづけます。

ちなみに、カロリーや乳酸菌の成分は、若干の違いはありますが、決定的な差はないようです。ただし、量当たりの値段はピルクスの方が安いです。単純にガブガブ飲みたいと思ったら、ピルクルを選んでみてはいかがでしょうか?

結局、ピルクルは太るの?痩せるの?教えてー!

飲み過ぎれば、当然太ります!

上記で説明しているように、ピルクルは糖分が多く、カロリーは高いです。ダイエットという面では、もちろん取り過ぎると、太りますというのが答えです。しかし、同じく上に書いたように、ピルクルの本領は、65ml当たり150億個入っているガゼイ菌です。

飲み過ぎると、当然太る、しかし、メリットも多い。答えはそのバランスにありそうです。

しかし、上手く飲めば、痩せた上に健康になれるかも!?

女性のダイエットの大敵の一つは、便秘ではないでしょうか?ピルクルの優れた整腸作用で、お通じが改善されるのであれば、飲むメリットは多分にあるといえます。

つまり、メリットとして、乳酸菌>カロリーになれば良いのです。そのバランスが、推奨量65mlです。この量であれば、カロリーは44kcal程度です。この一日当たりの適切な量を心がければ、摂取カロリー以上に、健康、ダイエット効果のメリットの方が勝るので、飲んだ方が良いといえると思います。

これで、あなたもピルクルマスター!ピルクルの効果を最大限発揮する飲み方とは!?

パックで買う

そんなピルクルには、サイズが3種類(1000ml、500ml、65ml)あります。1000mlパックを買えば、一日65ml計算で何と、約15日分!実際にスーパーなどで売っているものは、賞味期限が10日程度です。適量を守れば、一人暮らしでは、賞味期限内に飲みきれない位のお得さということです。ピルクルさん、素敵です!

ただし、ピルクルは美味しいので、65mlなんて一瞬でなくなってしまいます。基本的にカロリー自体は高めなので、物足りなさを感じたからといって、くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう。

あるいは最初から、65mlのパックを買って、一日一本と決めて飲むのも良さそうです。

食後に飲む

健康効果がありながら、高カロリーが気になるピルクルですが、一番良い飲み方にはあるのでしょうか?ピルクルを飲む最大の目的は、やはり乳酸菌ですね。なので、乳酸菌を効率良く吸収できるタイミングで飲むことで、最も効果が見込めるということになります。

結論をいうと、そのタイミングとは、食後です。なぜなら、食後は胃酸の分泌が薄くなっているので、乳酸菌がより多く、生きたままたどり着くことができるのです。また、食後には甘いものが欲しくなりますよね。食後のスイーツ代わりにピルクル65mlを摂取すれば、結果として摂取カロリーを抑えられるかもしれません。

ちなみに、一日のうちでどの時間に飲むのが良いかは、あまり影響はないようです。時間ではなく、食後に飲むということを意識して心がけましょう。

まとめ

ピルクルのカロリーから適切な量、飲み方と説明しました。

ピルクルの甘さは中毒性すらあって、ついつい飲み過ぎてしまいそうになりますが、それではどうしても、カロリーがオーバーしてしまいます。当記事を参考に摂取量とタイミングを計って、上手くピルクルを健康促進に役立ててみて下さいね。

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