コーヒー断ちの効果|カフェイン断ちに成功して身体に起こった変化まとめ

コラム

長らくコーヒー中毒&カフェイン中毒で、今回とうとう乗り越えることができました。

禁断症状の中でも実感できていたものと、結果としてコーヒー断ちをしてから「あ、これもカフェイン中毒の症状だったんだ……」と分かったものもありました。

コーヒーは健康にも良いという話もあり、適度の飲量であればメリットもあるでしょうが、私の場合、全体としてはコーヒー断ちをしてよかったと感じています。

この記事では、私がコーヒー断ちにチャレンジしてから平和な日常を取り戻すまでの経過を、日毎にできるだけ詳細にお伝えしていきます。

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コーヒー断ちに至る経緯

こんにちは。石井月海です。

コーヒーっておいしいですよね。

私は甘いコーヒーも好きですが、コーヒーのカフェインブーストを全力で得たかった、カロリーが気になった、さらに人口甘味料もできる限り控えたかったなどの理由から、主にブラックコーヒーを愛飲していました。

そもそもコーヒーを飲まないと、全身がだるくて頭も回らない。かといって、飲んだところで3,4時間もすれば禁断症状でまた身体がだるくなり頭もふらふらに。コーヒーを飲まないとまともな生活も送れないレベルの中毒といっていい状態でした。

コーヒー断ちをする直前まで飲んでいたのは400mlのブラック缶コーヒー。内容量は一般的な缶コーヒーの倍くらい。
自宅には常にコーヒーが大量にストックされている状態で、これを寝起きで一本400ml一気飲み。
飲みきった瞬間にふらついていた頭がやっと回りはじめる。

とにかく寝起きは全身がだるくて、当時は、単にアラフォーゆえの加齢な身体現象かと思っていました。
(後から分かったのですが、これもカフェイン中毒の症状の一つでした)

過去にもコーヒー断ちにチャレンジしたことはありましたが、あまりのカフェイン切れの辛さに断念を繰り返すこと数回。

今回のコーヒー断ちが成功した要因は、2月いっぱいで受けていた仕事が一段落して、3月から一時的に時間に余裕ができ、少し位の体調不良や眠気があっても自宅でゆっくりしていられる環境ができたためです。

逆に普通に仕事や学業をされている方にとっては、日常の生活を続けながら乗り越えるのはちょっと難しいかも、と思えるほどの過激な禁断症状でした。

コーヒー断ちをしてからカフェイン切れの症状が収まったのは1週間ほど経ってからで、完全に回復するまでには10日ほどかかりました。

なので日常で、例えば日常の土日を利用してコーヒー断ちにチャレンジするのは少々リスクがあるかもしれません。

実践中の流れ

最後にコーヒーを飲んだのは、3月某日の日付が変わる直前。ほぼ0:00〜スタートです。

初日は問題なし。もともと外泊時など丸一日位ならコーヒーを飲まないこともありましたし、目に見えて体調に影響はありませんでした。

禁断症状が激しくなったのが2日目以降でした。

特に2〜3日あたりはひどさは尋常ではなかったです。
その主な(というより唯一の)症状は、異常な眠気。

とにかく異常な眠気、眠気、眠気。
普通に目覚めて、すでに眠い。

で、起きてから、歯磨きしたり顔を洗ったりの寝起きのルーティンワークをこなして、パソコンを開いてメールチェックなどしてるうちに1時間位で眠気が限界を迎え、またベッドの中へ。

あっという間に睡眠の世界に入り、起きるとまた2〜3時間経っていて、というのを何回も繰り返し。
結果として一日の大半を寝て過ごしました。

コーヒー断ちから2〜3日目はずっとこんな感じで、それ以降も過剰な眠気は続きました。
もしかしたら別の病気では?と疑ったくらいです。

徐々に調子が戻ってきたのはコーヒー断ちを始めてから一週間目位から、睡眠時間が完全に元通りになるまでには10日ほどかかりました。

それ以降は完全に平常に。通常通り、というより以前よりも体調よく過ごせるようになりました。

前後で起こった変化

コーヒー断ちを達成して得られた変化をまとめました。

血糖値スパイクがなくなった

血糖値スパイクという、米や甘いものなどの炭水化物を一度に大量に摂ると、インスリンの過剰分泌で頭がくらくらして意識がぼんやりしてしまう症状があります。

私もこの症状が顕著で、年齢や体質の問題だと諦めていたのが、意外にもコーヒー断ちをしてみたら改善。
食後に調子がよい状態を維持できるようになりました。

昼寝

血糖値スパイクにも通じますが、食事をしたあとの眠気がほぼなくなりました。

以前まではランチを食べたあと、特に炭水化物を多めに摂ったあとは全身がだるくなって、そのまま昼寝をしたりするのが定番でした。

昼寝ができず、仕事もがんばらないといけないときは、コーヒーや、場合によってはレッドブルなどのパワー系ドリンクを流し込んで無理やり目を冴えさせていました。

ですが、コーヒー断ち以降は昼寝をしなくても眠くならず、仕事の集中力を維持したまま終日調子が良い状態を維持できるようになりました。

だるさ

コーヒーを飲んでいたときにあった、なんとなく常にだるい感じ。

それがコーヒー断ち以降は落ち着いて頭がふらふらしなくなり、頭が冴え渡る時間が増えました。

寝付きと寝起き

コーヒーを少し遅めの時間に飲んだ場合、夜いつもの時間に寝付けなくて気づいたら朝になったいたなんてことも。

ですがコーヒー断ちしてからは、夜になって布団に入れば自然と眠れるように。また寝起きも二度寝をしなくても最初の目覚めですっきりと起きられるようになりました。

メンタル面のイライラが改善

コーヒーを日常的に摂取していたときはいつも心の中がイライラして、心の中で常に何かに文句を言ったり、ささいなことで不機嫌になったりしていたのが、コーヒー断ちをしてから和らぎました。

こちらも年齢やもって生まれた性格が原因だと思っていましたが、まさかの改善。心の中が平穏になり、愚痴や文句も少なくなりました。

人間の意思や感情って、思ったより食生活や環境に左右されているんですかね??

生活や仕事のモチベーションが上向いたこの結果は、私にとってかなりうれしい改善点でした。

お金が浮いた

コーヒーは一本あたりコンビニや自販機では100-120円ほど、スーパーや薬局、通販の場合は70-90円ほどかと思います。これが1ヶ月繰り返すと3,000円近くに。

また今は在宅ワークですが、会社勤めをしていたときはレッドブル(220円)も惜しみなく購入していたので、出費はもっと多くなります。

コーヒー(カフェイン)断ちをしたことで、この金額がそのまま浮いて大きな節約になりました。

結論:コーヒー断ち、やってよかった

コーヒーをやめた今でも、少し眠気があるとき、だるいときなどに一本くらいならいいかな?と思うときもあります。

また、そこまで厳密にコーヒーを断ち切る必要もないと思っていて、きっかけがあれば少したしなむ程度なら飲むときもあるでしょうが、今のところ(コーヒー断ちをしてから約一ヶ月)は一滴も飲んでいません。

想定していたカフェイン依存の症状もありましたが、メンタル面のイライラや、ランチ後のだるさまで和らぐとは思ってなく、意外ですが非常にありがたい結果となりました。

コーヒーは健康に良いとの報告もあるので、完全にコーヒー断ちまではする必要はないかもしれませんが、明らかにカフェイン依存だと自覚がある方であれば、コーヒー断ちにチャレンジしても良いかもしれません。

少なくとも私ややってよかったことばかりでした。

ただ実行する際は、依存の深度によっては過激な禁断症状が出るので、長めの連休中に試すのがよさそうです。

よければぜひ挑戦してみてください!

※この記事や執筆者の実体験にもとづいて書かれたもので医学的な根拠はありません。

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