旧芝離宮恩賜庭園に行ってきた!浜松町徒歩30秒の日本庭園で和の心を思い出す!

旅行

こんにちは。石井月海です。

旧芝離宮恩賜庭園に行ってきました。

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東京の庭園巡りがオススメです! 

皆さんは庭園に行かれたことはありますか?

 

いわゆる日本庭園で、池や木や花など和の粋をこらして彩られています。金沢の兼六園などが定番ですが、実は 東京都内にも、都営の庭園が9ヶ所もあります。それぞれに特徴があり、また季節ごとにも趣きが変わったりします。

 

私も良く行きますが、日常から離れて日本人の心を思い起こさせてくれ、心が洗われストレスも吹き飛びますよ。どれも駅からそれ程離れていないので、週末ごとに庭園巡りなどしてみてはいかがでしょうか?

 

江戸時代から続く、旧芝離宮恩賜庭園とは!?

私が今回行った「旧芝離宮恩賜庭園(きゅうしばりきゅうおんしていえん)」は、9ヶ所ある東京都営庭園の一つ。浜松町駅から徒歩30秒、9つの中では一番駅チカの庭園です。

 

江戸時代からあり、徳川家や宮内省などの所有者を経て、大正13年に一般公開されました。

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大きな池と橋と中島。時間が止まったような、静寂のひととき。

 

園内には、石組の匠の技も見られます。園内を散歩したり、池をぼんやりと眺めたりと、ゆったりした素敵な時間が過ごせます。

小石川後楽園と共に、今東京に残る江戸初期の大名庭園の一つです。回遊式泉水庭園の特徴をよくあらわした庭園で、池を中心とした庭園の区画や石の配置は、非常に優れています。
引用:概要 | 旧芝離宮恩賜庭園 | 庭園へ行こう。

旧芝離宮恩賜庭園の亀!

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池の中の亀。亀は必死で、水底いっぱいを緑色に染めた藻を食べています。そもそも、亀って藻を食べるのでしょうか?食料じゃないけどかじってただけ?

 

ググってみたら、藻はペットの亀の甲羅に生えて、対応に困るものらしい。結局、エサかどうかは分かりませんでした。

 

ともあれこの一面の藻の量は、園内の10数匹程度の亀たちでは、ひと夏ではとても食べきれなさそうなボリュームです。

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池の石の上では、ひなたぼっこにいそしむ亀さんたち。変温動物の憩いのひととき。少しでも陽に当たる表面積を広げるためか、首と尻尾を目いっぱい伸ばす姿に必死さを感じ、癒されます。

 

もし来世、亀として生まれ変わってくるなら、こういう環境に生まれたい、と思いました。弱肉強食はびこる自然の中で揉まれるより、人工の楽園で優雅に生きる。衣食住には困らない、敵はいない、環境は人間が勝手に住みよく整備してくれる。天国じゃないですか。

旧芝離宮恩賜庭園のスズメ!

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昼まで降っていた雨のため、あぜ道にできた水たまり。そこで、水を飲んだり水浴びしたりしているスズメさんたち数匹。すぐ脇には大きな池がありますが、これくらいの水たまりが居心地がいいのでしょう。

 

とりあえず、小さいし、チュンチュン言うし、カワイイ。そして、カワイイ。つぶらな瞳、小柄ながらキビキビした動き、目的があるようなないような行動パターン。

 

本気になれば30分以上は眺めていられたでしょう。だってカワイイから。

旧芝離宮恩賜庭園は、都会と自然の「ギャップ萌え」を楽しむ!

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浜松町駅から徒歩30秒という好立地のため、園内には定期的に、駅ホームの運行アナウンスが響きます。そして写真を撮れば、バックには巨大なビルが写ります。これらに興を削がれるという人もいるでしょうが、私はそうは思いません。

 

都心のこの場所で、都会を否応なしに感じさせられる音や背景の中で、洗練された情景に目と心を癒されるからこそ、感動があるのではないでしょうか。人工のアスファルトの森の中にある、人工の自然の庭。

 

いわば、両極端の対比の共存、ギャップ萌えです。極悪人がふと垣間見せた優しさのような。クール系美人が私と二人きりになった途端、潤った目つきで甘えてくるような。

 

深い山林の中にキレイな庭園があっても、やはり感動は薄い気がします。都心にあるからこそ際立つ美しさ。それが「旧芝離宮恩賜庭園」であると私は思います。

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