【唾液のにおい】私の口臭、きついかも?原因とセルフチェック&印象アップのための改善法!

コラム

仕事中やデート中など、相手と近い距離で話をしていて、なぜか顔をしかめられたことはありますか?

「あれ、もしかして、私の口臭がきついのかな?」なんて思っても、もう手遅れ。会話中には対処もできず、ひたすら恥ずかしい思いをするのはつらいですよね。

逆に、口からさわやかで良いにおいがしたら、印象は大幅アップ!

当記事では、そんな唾液のにおいの原因やセルフチェック、そして対策の方法をご紹介していきます!

こんにちは。石井月海です。

家事の追われていたり、仕事が休む間もなく帰りは夜遅く。そんな生活をおくっていると、口のにおいまで気が回らないときもありますよね。

朝起きて、ふっと自分の口臭がにおってきたり、突然子供に口が臭いと言われたり、始めて自分の息がくさいと知ったときは、かなりのショックかもしれません。

しかしまだ遅くはありません!

においで印象が変わるなら、逆に印象を良くすることも可能ということ。当記事を参考に好印象な美息男子・女子を目指してみてくださいね!

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唾液のにおいをセルフチェック! その方法とは?

自分では気が付きづらい唾液のにおい。とはいえ、知らないうちに人に迷惑をかけていたりしないか不安になりますよね。

そこで、一人でできる、唾液のにおいのセルフチェックの方法をお伝えします。

唾液を手につける

自分の手の甲などを舐めて、乾いてからにおいを嗅いでみて下さい。そうすると、におい成分だけが残り、口臭の有無が分かります。

その際、先に舐めていない方の手から嗅いで、においの比較をしてみましょう。

コップやビニール袋を使う

自宅で簡単にできる方法です。

まずコップやビニール袋など、密封された物を用意します。その際、判別が難しくならないよう、極力もの自体ににおいが少ないものにしましょう。

そして、その中には~っと息を吐いて、すぐに口を閉じます。そしてゆっくりと深呼吸してから、吐いたにおいを嗅いでみて下さい。

通常、自分のにおいには慣れてしまいますが、こうすることで、客観的な自身の口臭を判断することができます。

口臭チェッカーを使う

お金はかかりますが、口臭チェッカーを購入してみるのも手です。

金額は2000~2500円前後で、お手頃な価格。商品にもよりますが、「0」~「5」の6段階など、はっきりした結果が出るので、上に書いたような自己判断に自信がない方は、使ってみるのも良さそうです。

大きさは、少し大きな体温計くらいの携帯サイズ。持ち歩いて、外で人と会う前などに、いつでもチェックできるのでなかなか重宝します。

どうして唾液ににおいが出るの?

唾液ににおいが出るのはなぜでしょうか?それにはまず、唾液の成分を知ることから始めてみましょう。

もともとの唾液の成分は無臭!

唾液は99%以上が水分、それ以外は酵素などです。酵素は消化や殺菌作用など、歯にとって良い働きをします。そして唾液は、口内の唾液腺から出ますが、その直後は水分が多く 粘り気がなく、においもありません。

つまり意外なようですが、唾液自体は無臭で、においの原因となるような成分も含まれてはいないのです。

唾液はこの過程で臭くなる!

唾液ににおいがないのなら、口臭の原因とは一体何なのでしょうか?その答えはズバリ、細菌の働きです。

唾液が、口が乾くなど様々な原因で、長く口内に残ったり分泌量が少なくなったりした状態になると、殺菌効果のある酵素の働きが弱くなります。そうなると、口臭の元になる細菌の活動が活発になってしまいます。

細菌は、唾液の中のたんぱく質を分解する際に、においの元となるガスを作ります。これが、口臭の原因となるのです。

口内を正常に保ってくれる唾液の量が、何らかの理由で少なくなることで、唾液のにおいが強くなってしまうということです。

唾液のにおいがキツくなってしまう5つの生活習慣

唾液量が減少してしまうことで、唾液のにおいが発生すると上で述べました。ではなぜ、唾液の分泌量が少なくなってしまうのでしょうか?それは、それぞれの誤った生活習慣が原因で起こってきます。

舌のケアができていない

あなたは、舌のお掃除はしていますか?

唾液のにおいがキツくなる生活習慣の一つは、舌の汚れ、いわゆる舌苔(ぜったい)です。一説には、口臭の60%は舌苔が原因であるとのこと。

鏡で自分の舌を見てきれいな肌色ではなく、白くなっていたりしたら、それが口臭の原因かもしれません。

歯磨きが適切にできていない

普段の歯磨きがちゃんとできていないと、においの原因である菌の繁殖を促してしまいます。

歯周病による、歯茎の出血や膿などは、強い口臭を生み出します。また、虫歯や歯垢は口内の悪い菌の働きなので、においの発生原因になります。

咀嚼回数が少ない

食事の際に、よく噛んでいないことも口臭の原因になります。よく噛むことで、唾液の分泌を促し、菌の発生も抑えることができます。逆に噛む回数が少ないと、唾液が出る前に飲み込んでしまいます。口だけでなく、消化にも悪いので、早食いが癖になっている方は、ぜひ改善しましょう。

口呼吸をしている

口呼吸をしていると、口の中が乾きます。つまりドライマウスです。

乾くと当然、口の唾液の量が少なくなるので、口呼吸をしている方の口臭はくさいことが多いです。また、口臭以外でも、鼻のフィルターを通さない分、悪い空中の菌などが体内に入りやすくなってしまいます。

自覚がある方は、鼻呼吸に切り替える努力をしてみましょう。

ストレスがたまっている

ほとんどの方が、それぞれの生活の中で、何らかのストレスを感じていると思います。メンタル面でもつらいですが、唾液ににおいに関しても、ストレスは悪影響を及ぼします。人の体は、ストレスがかかると、交感神経が強く働き、唾液の分泌に異常が出てきます。

また、直接ストレス自体が原因でなくても、食事をする暇もないほど仕事や家事が忙しい、食生活が乱れている、食事時間が不規則など、唾液の分泌が正常に働かない状態が続くことも、においの原因となります。

この生活習慣を変えて唾液のにおいを改善!

日々のお口のケアを改善!

口の中には、歯や歯肉、舌など、口臭の原因となるものがたくさんあります。日々、適切なケアを絶やさないことで、唾液のにおいを良好に保つことができます。

舌磨き

歯ブラシでこすると、逆に舌を傷つけて口臭が強くある恐れがあります。専用の舌ブラシが、薬局などで200円程度から売っています。手入れをしたことのない方は、一日一回で充分なので、舌掃除の習慣化をオススメします。

歯間ブラシ

歯ブラシでは届かない、歯と歯の間にも汚れや細菌が溜まりやすいです。歯間ブラシを使うと、磨き残しの歯垢を95%も落とすことができるといわれています。

そこで、口臭予防のためにぜひ習慣化しましょう。基本は、棒状の先に毛先がついた歯間ブラシを使います。ただし、歯の間が狭く歯間ブラシが入らない場合は、デンタルフロスを活用しましょう。

歯磨き

通常の歯磨きも、もちろん大事です。特に、においの原因になるのは、虫歯や歯周病です。ブラッシングをきちんと行い、予防していきましょう。

一番重要なタイミングは、寝る前です。寝ている間は、唾液量が減り、細菌が大量には繁殖します。その直前にちゃんと磨いておくことで、増殖を抑えることができるのです。

水分をこまめに取って改善!

唾液のにおい対策は、とにかく、口を乾燥させないこと。

唾液は水分なので、適時、水分補給を絶やさないことが、乾燥対策になります。その際は、まとめて飲んでもその分多く排出されてしまい、効果的ではありません。小刻みに補給して、体内の水分量を適切に保ちましょう。

具体的には、口が乾燥したと感じたときにはもう遅いと思ってください。乾燥した状態は、細菌が増える絶好のタイミング。1時間や30分に一回、一口ずつ飲むなど時間を決めて、口を乾燥させないことが大切です。

ストレスを解消して口のにおいを改善!

深呼吸

ストレスによる唾液分泌の異常を防ぐために、ストレスを解消する方法をお伝えします。その一つは「深呼吸」です。

疲れていると、呼吸も浅くなりがちです。落ち着いて、深く呼吸をすることで、ストレスの解消効果が見込めます。一旦、仕事や家事の手を止めて、上記の水分補給と合わせて行うと、効果的です。

笑う

笑うことで、体の免疫力が上がり、唾液のにおいを抑えることができるようです。

家事の合間にテレビのバラエティを見たり、仕事中に同僚と少しだけ談笑したりして、笑う時間を増やしてみましょう。それらも、唾液ににおい対策になるということですね。

よく噛む、鼻呼吸に変えることで改善!

子供時代からの癖で、早食いであったり、口呼吸であったりすることもあるかと思います。大人になってから直すのは大変かもしれませんが、口臭対策として直す努力をしてみましょう。

よく噛むことで、唾液の量が増え、舌苔もできづらくなります。口呼吸については、専用のグッズも販売されています。なお、鼻炎など鼻づまりで鼻呼吸が難しい場合は耳鼻科に相談してみることをおすすめします。

まとめ

唾液のにおいは、口の中の唾液が、様々な生活習慣により、適切に保たれていないことが大きな原因です。しかし、ライススタイルを少し変えるだけで、大きな予防、改善効果が見込めるのも事実です。

良くも悪くも、口臭で第一印象は変わるものです。当記事で紹介した対策は、すべて日常にひと手間加えるだけで行えるものばかり。該当する方はぜひ、改善に取り組んで、印象を大幅アップさせてみてください!

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