思いつくまま絵日記

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超絶景!竹富島・コンドイビーチに行った時のお話~石垣島からフェリーで約15分~

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視界を越えて大きく広がる海と空は、

透明な青の同じ色で、

 

目線の遥か先にある地平線は、

その役目を果たしていないように、

境目が曖昧にぼやけて見える。

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干潮で、

海岸線から10数メートル先にできた

白砂の中洲は、

退屈そうに空を流れる

真っ白な雲が鏡に写ったように、

浅瀬の海の中に丸く横たわっている。

 

たくさんの観光客が泳いだり、

また落ちている貝殻や

名物の星の砂を探したり、

思い思いにその非日常を楽しんでいる。

 

そして、夏の終わりと、

旅の短い残り日数を惜しむように、

精一杯のテンションではしゃぐ声が

辺りに響く。

 

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時が止まったような

現実感のない景色に見とれていると、

ここにいる自分の存在が

幻のように思えてくる。

 

確かに、

数日後にはせわしない現実に

帰らないといけないのだから、

今の自分は幻のようなものだと思う。

 

しかしすぐに、その考えを押し殺す。

 

「先のことなんて考えないで、

目の前の非現実を全力で楽しもうぜ」

そう思い軽く微笑んだ。

 

ふいにしゃがんで良く見てみると、

何ミリかくらいの小さいヤドカリが、

エサ探しか恋人探しか、

たくさん必死で浜を動き回っていた。

 

手を地面に伸ばし砂を掴もうとしたら、

陽で熱せられた温もりを間じる間もなく、

さらさらと指の間から落ちていった。

 

東京では

素手で砂を触るなんて考えられないが、

旅の間、

潔癖症の私は息をひそめる。

 

遠浅のせいか潮の香りは薄い。

 

深呼吸すると、

清廉な夏の空気は、

子供が無邪気に笑い踊るように、

肺の中に吸い込まれ吐き出された。

 

心も身体も、

空気清浄機で除菌・消臭されたように

綺麗になった感覚。

 

その開放感に我慢できず、

靴と靴下を脱ぎ、ズボンの裾を捲り上げて、

浅瀬をジャバジャバ、

足で水を掻き分けながら、

中洲まで歩いて行った。

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素足で踏む砂浜は熱く、

海に入ると心地よいぬるま湯の温かさ。

こんな夏の実感は何年ぶりだろう。

 

海は確か10年以上ぶりだ。

 

透明な海の中を必死で進む。

 

一歩ごとに、

心と地球が一つに溶け合っていく。

 

本能で慣れているはずの足の前後運動、

水の抵抗で進みづらくなるのも、

どこか新鮮に感じた。

 

遠浅の浅瀬は思ったより深く、

結局股の辺りまで濡れながら、

やっとのこと中洲に辿り着いた。

 

そして、空を見上げた。

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瞬間、圧倒される開放感。

 

その時、フッと心に一つの言葉が浮かんだ。

 

「心の洗濯」

 

人生観が変わるレベルの絶景

……やっと出会えた。

 

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